両親からの挨拶


まず、敬助を救う会を立ち上げて頂きました事、心より感謝申し上げます。

敬助は平成3年3月6日に我が家の待望の男の子として誕生しました。

敬い助ける心を持つ人にと「敬助」と名付けました。

平成15年「拡張型心筋症」という原因不明の難病と診断された時は

信じられない気持と同時にきっと治療法はあるはずだと思っていました。

現実を受け入れることが出来ないまま投薬が始まりました。

しかし年々弱っていく息子を見て、この病気は死に向って確実に進行していくのだと思い知らされました。

今年平成20年の10月に重度の心不全を起こし、余命数か月の宣告をされました。

一命はとりとめたものの主治医の先生から「心臓はぎりぎりで頑張っているがいつ止まってもおかしくない状態です。

心臓移植しか救う方法はありません。」と言われました。

日本での心臓移植は年間数例しかなく息子が国内で受けられる可能性は殆どありません。

幸いに現在入院中の「熊本赤十字病院」と日本大学医学部心臓外科教授の南先生を通じて

ドイツの受け入れ病院を確保して頂きました。

しかし海外での移植には保険が利かない為莫大な費用がかかり

私たちにはとても用意出来る金額ではなく、皆様の善意にすがるしか方法がありません。

生きたいと強く思って頑張っている息子です。

お腹いっぱいご飯を食べたり、いろんな所へ行ったりしてみたい。そんな夢を持っているようです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

宮原 広一
宮原 和子




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